中銀の独立性が下院で承認され、大統領の裁可で成立する。総裁、理事の任期4年が保証され、金融政策の継続性が維持されると市場は評価。Campos Neto 現総裁は2027年まで の長期在任が予想され始めた。
暫定税と名付けられた増税案
コロナ手当の継続を迫られているゲーデスは、このままでは赤字目標達成は困難だと、暫定税の導入を主張し始めた。コロナ禍の緊急避難というわけだが、増税案だ。 コロナ手当捻出の目的税という名目で、暫定と言いながら、課税が始まれば、恒久化は必至だ。悪評で引っ込めた暫定金融取引税(CPMF)の代案だ。
困窮者救済のコロナ手当と言いながら、国民の税負担を増やして、人気取りのバラマキ財源にする。間接税負担は、低所得者ほど影響が大きいのに。 利権を受ける議員は賛成しても、増税を歓迎する国民はいない。20022年の選挙を後ろに控え、目の前のコロナ手当と増税が秤にかけられる。
ボベスパの動き
レアル/レアルの動き
ボベスパ:前日比-0.87%の11万8435.33ポイント、売買代金328.78億レアル
中銀独立性の承認、ペトロブラス株価の回復はあったものの、コロナ手当による財政悪化を懸念して銀行株が下げ、市場は3日続落となった。
12月小売販売は-6.1%と11月の-0.1%から悪化した。コロナでの巣篭りで白物家電などを先倒しした消費は、コロナ手当の減額で落ち込んだ。
Ultrapar (UGPA3, R$ 23,71, -2,79%); Credit Suisse は推奨を'中立'に、目標株価を24レアルに引き下げた。
Aeris (AERI3, R$ 11,00, -7,17%):風力発電ブレード会社の第4四半期利益は、前年同期比-61.2%の1563万レアル、年間では+27.6%の1.13億レアルと期待外れだった。
Magazine Luiza (MGLU3, R$ 25,30, -3,58%), Lojas Americanas (LAME4, R$ 23,82, -1,85%), B2W (BTOW3, R$ 82,54, -0,55%): 12月小売販売が期待外れだった。
Petrobras (PETR3, R$ 28,05, +1,23%; PETR4, R$ 27,80, +0,94%):ボルソナロの価格決定権への介入で下げた株価は、原油価格の値上がりで戻した。Brent 原油は60㌦/㌭を超えた。 いくら介入しても、原油価格が上昇すれば、国内価格の引き上げは避けられない。それでも価格調整を3ヶ月から12ヶ月にしたのは、調整を否定するのと同じようなもの。ボルソナロとジルマの違いは右と左のイデオロギーだけだ。
Sabesp (SBSP3, R$ 41,20, -3,20%): 前日の+7%から反落したが、監督官庁(Arsesp)の平均料金4.84レアル/m3の判定をCredit Suisse は評価。
Bemobi (BMOB3, R$ 21,40, -2,73%): 8日にIPOで12.6億レアル調達した後、初値22レアル近辺を維持している。
TIM Brasil (TIMS3, R$ 13,81, +0,95%):第4四半期利益は、前年同期比+10.4%の10.1億レアル、年間利益は49.1%の18.44億レアル。デジタル銀行C6への資本参加が業績を後押しした。Bradesco は推奨の'outperform'を維持し、目標株価13.68レアルを19.5レアルに引き上げた。
Klabin (KLBN11, R$ 28,08, +0,79%):第4四半期利益は、販売増、価格引き上げ、ドル高が寄与し、前年同期比倍増の13億レアル、年間利益は49.1%の18.44億レアル。XPは業績は予想通りと'買い'推奨と目標株価32レアルを維持した。
Neoenergia (NEOE3, R$ 19,18, +2,57%):第4四半期利益は、前年同期比+61%の9.96億レアル、年間利益は49.1%の18.44億レアル。Credit Suisseは 推奨の'outperform'と目標株価24.10レアルを維持した。
為替:前日比0.22%ドル安の5.3706レアル/ドル、3月先物0.05%ドル高の5.384レアル/ドル
DI金利:
2022年1月:3.37%
2023年1月:4.89%
2025年1月:6.42%
2027年1月:7.11%
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